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敷金と相殺するときの条件

2020年4月21日「火曜日」更新の日記

2020-04-21の日記のIMAGE
部屋を貸す時には、敷金の金額(1~3カ月)の違いはあっても、必ず「敷金」はあるのが普通だ。敷金は家賃の不払いに備えるのではなく、万一、入居者の不始末で毀損した時に、その修繕代に当てるというのが一般的な解釈である。そこでオーナーとしては、敷金はなるべく多く取りたいところである。なぜならば、汚して出ていって、敷金の範囲でしか支払わないという入居者が意外に多いからだ。できるだけ多くといっても、その地域の相場というものがある。東京の例で言えば、2カ月分取れればいい方である。大阪は、また別のシステムだが、それでもあまり強気にはなれない。したがって、敷金はやはり相場内ということになる。万一、部屋を壊した場合には、管理業者を通して厳しく取り立ててもらうしかない。入居者本人ではラチがあかないときには、連帯保証人に請求しなければならないこともある。敷金は相場内だが、借主の糞任範囲は明確にしておく。~管理費はいくらくらいが適当か~安定的に入居者を確保するためには、常に「良好な管理が命」といっても過言ではない。管理の主なところは共有のスペースである。入居者が一目見て入居をためらうのは、エントランス、エレベーター、廊下などか汚いということだ。管理をオーナーがするのか、それとも管理会社に委託するのかは別にして、きちんと管理が行き届いてなければならない。そこに管理費というものが発生する。アパートの場合には、2000~5000円くらいが一般的だ。それは部屋の大きさや家賃によっても変わる。この管理費を有効に使い、常に、きちんとしたメンテナンスを行うことが大切である。マンションには修繕積立金がある。アパートの場合は入居者から管理費は取れるが修繕積立金は取れない。だからオーナーが用意しなければならない。どこからそのお金を出すかだが、それは家賃を貯蓄しておくしかない。管理費でしっかりメンテナンスをして、いつもきれいに!

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