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大学生の就職での有利性

2020年4月30日「木曜日」更新の日記

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宅建試験の受験生に大学生がかなりみられますが、これには理由があります。就職に有利ということです。日本の大学、特に文系の学部では、全部の大学生が高度の勉強をしているとは言い切れません。そのため、会社の人事部は能力の基準として入学試験で偏差値の高い大学、いわゆる有名大学の学生を優先的に採用しています。この基準を変えるのが資格試験です。在学中に取得した宅建資格は本人の努力する習慣、克己心などを示す客観的な指標として人事部は評価します。中堅以下の大学に在学する学生は3年生までに合格すべきでしょう。このほか、宅建資格には副次的効用があります。取得するまでの学習による充実感、合格による自信などです。おとなしい人柄が、積極的な性格に変容し就職活動においても志望する会社へ前向きでアタックするケースがみられます。~中高年社員の第2の人生~日本の会社の伝統的美風であった終身雇用は、くずれつつあります。かつては例外的な倒産企業などでしかみられなかった人員整理が一般化しています。また、整理の対象は人件費の高い中高年社員を対象としているのが通常です。このような事態に対処するため、中高年社員は、実力を身につけることが要請されます。実力をつける早道が資格試験の合格です。転職や独立にきわめて有用です。宅建試験は手頃な試験であり、資格取得の第一歩として取組むのに最適です。独立には、司法試験公認会計士試験、税理士試験といった資格が適切ですが、難関であり長期間の勉強を必要とし、本人の能力によっては何回受験しても成果が得られないことがあります。その点、宅建試験は時間の長短は別として、誰でも努力により必ず合格できる試験です。この資格により独立して開業できますし、試験の経験を生かし更に高次の試験に挑戦することも可能です。

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