管理人はだれ！？

2021年5月9日「日曜日」更新の日記

不動産投資の何が魅力的なのかを一つあげるとなると、はっきり言って非常に手堅い投資であろうということになるでしょう。不動産投資というのは、効率よく家賃を回収するというシンプルなものなのです。「一括借り上げ」関連で問題が生じやすいのは、「一括借り上げ」での借り上げ契約が事業者と事業者が交わした契約だと見なされていますので、家主は消費者として守られないということと、宅建法でいう売買契約には当たらないので、重要事項説明がないせいだと思われます。サブリースという用語について説明しますと、アパートあるいはマンションの賃貸経営における「不動産会社が行なう一括借り上げ」やら「空室保証」のことなどを指していますが、より的確に言うと不動産会社による又貸し、つまり転貸借だと言っていいでしょう。一括借り上げをうたうサブリースは、アパートやマンションの大家とアパートを管理する会社の間で契約を結んで実施される転貸借と言っていいでしょうから、自ら業務を行うアパート経営とは異なるものなのです。それゆえ、サブリースのマイナス面なども忘れないようにしましょう。アパート等の賃貸経営をしている人は、総じて入居してくれる人の募集や退去に関する手続き、および点検・修理などの管理業務一般を、不動産会社などに委託していると聞きます。