管理人はだれ！？

2021年9月7日「火曜日」更新の日記

アパート経営の優れている点は、マンション投資みたいに「エリア特性により異なってくることがない」ということだと考えます。マンションの建設数が多くない地方であっても、そこにある物件へ投資が可能です。経験の浅い人が最初にチャレンジしてもいいのは、為替リスクもある海外不動産投資のようなものではなく、国内に所在する不動産の賃貸料などの形で得られる収益を目論む、一般に知られた不動産投資だけであると断言できます。マンション経営を行なうべきかどうかの判断に、年間収益を投資額で除して出てくる利回りが用いられていますが、都心部と地方の物件を利回りの一点で比較することはかなり無茶と言えます。需要があまり増えそうにない地方では、空室のままで家賃収入が得られないリスクも高く、健全なマンション経営は難しいのです。一括借り上げで見逃されがちなのは、2年ごとの契約更新に合わせて保証される家賃が少なくなるという可能性があることと、長期的に契約を継続するためには、コストはオーナーが負担してメンテナンス工事をしてもらうことが必要であるということだと言えます。マンション経営の終わり方として好ましいのは、今住んでいる人が購入してしまいたいという気になることに尽きるでしょう。だとすれば、きっちりと管理が徹底されている物件に資金投入することを目指してください。