管理人はだれ！？

2022年4月7日「木曜日」更新の日記

不動産投資では資料請求をするでしょうが、書かれている利回りの数値が現実通りであると考えてはなりません。おおよその利回りが、将来の家賃の下落とかは知らないふりをしていると言っても過言じゃないからです。首都圏がメインですが、不動産投資セミナーはかなり盛況です。一般論としてはマンションなどへの投資で賃料を稼ぐ不動産投資はリスクが小さく、若者の考え方にフィットするのだと判断できます。調べてみると、首都圏では投資専門の不動産関連業者が運営する不動産投資セミナーが開かれる機会が多く、ほとんどのものがタダで受講できます。このところは受講者も多く、不動産投資の人気のほどが分かります。マンション経営の健全性を測るために、投資額に対する回収額を数値化した利回りがよく用いられますが、東京都市部と地方の物件について利回りという指標だけで比較することはあまり意味がありません。需要が減りつつある地方では、空室が埋まらないおそれもあり、順風満帆なマンション経営は望めません。不動産投資で大事な利回りの内容を見ると、すべての部屋に入居者がいる場合の年間賃貸料総額を土台に考える表面利回りと呼ばれるものと、ランニングコストなどを考慮して計算するネット利回りと名付けられているものに大別できます。