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一括借り上げ契約を促す不動産業者等は

2022年6月25日「土曜日」更新の日記

2022-06-25の日記のIMAGE
マンション経営の妥当性の指標として、表面利回りあるいは実質利回りが用いられていますが、東京都市部と地方の物件について利回りが良いか悪いかだけで比べることは無謀と言っていいでしょう。需要が減少傾向にある地方では、入居者が決まらない可能性が高いので、健全なマンション経営は望めません。サブリースとは一体何かと申しますと、マンション・アパートといった不動産の賃貸経営での「一括借り上げ会社への賃貸」だとか「空室保証」のことなどを指していますが、より正確な表現をすると不動産会社が入居者に又貸しすること、平たく言えば転貸借だと言えます。一括借り上げを検討する時に注意を要するのは、数年に1回の契約更新の時に家賃が低く抑えられることもありますし、長期にわたってサブリースを続けていくためには、コストはオーナーが負担して修繕することが必要だということではないでしょうか?賃貸料を目的に収益物件を買う前提で物件を探していると、すでに入居者がいる物件を見つけることもあるでしょう。これをオーナーチェンジ物件と称し、入手した時点で賃貸料を収入として計算できます。マンション経営がしたいのだったら、失敗するケースもあらかじめ考慮しておくことが重要だと思われます。うまくいかなかったとしても、なお資金に余裕があるというような人は、計画を進めても構わないでしょう。

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