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マンション経営の収益性を測るのに

2022年11月13日「日曜日」更新の日記

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マンション経営の収益性を測るのに、投資額に対する回収額を数値化した利回りが用いられるのが通例ですが、地方のマンションと都心部のマンションを利回りが良いか悪いかだけで比べることはあまり意味がありません。人口増加が見込めない地方では、入居者がついてくれないという危険性があり、堅実なマンション経営はなかなかできないでしょう。不動産投資においては、物件の採算性を判別する為に利回りを気にする人が多いですが、利回りを算定する方法としては複数パターンがあり、相当に入り組んだものも存在しているわけです。空室リスクがないサブリース(一括借り上げ)は、マンションに代表される賃貸経営の一形態であり、色んな場面で取り沙汰されていますが、典型的な賃貸経営とは結構違うように思われますから、初めての人は控えてください。海外不動産投資の内容を考えると、バブルがはじける直前の強気の不動産投資を彷彿とさせ、失敗から学んでいる人は極めて危なっかしく感じるはずですが、それはとても常識的なセンスだと思います。賃料で稼ごうという不動産投資では、収益物件の良否を見抜くための数字として利回りを使用することが多いですが、この利回りも1種類ではなく、年間の収入を価格で割った表面利回りと、経費も考慮に入れて、より実態に近い実質利回りに分けて考えられているようです。

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