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賃貸オフィスビルの空室率

2015年2月4日「水曜日」更新の日記

2015-02-04の日記のIMAGE
不動産投資に置き直せば、すでに所有している賃貸オフィスビルの空室率を減らしたり、オフィスビルの管理費川を削減するといった活動が、内部成長を促すことになります。先に説明した不動産のバリューアップが、内部成長を促すためには有効な手段となります。一方、外部成長は、企業の内部資源に頼らないで、外部の資源、つまり企業の外にあるヒト、モノ、カネ、情報といった資源を利川して利益を成長させていくことです。他の企業との提携や企業買収(M&A)を通じて、企業の事業範囲を広げたり、事業規模そのものを拡大することも、外部成長を達成するための一つの手段です。不動産投資の場合であれば、優良な不動産を追加購入して利益水準を高めるとともに、規模の利益を生かして、不動産管理費川やファンドの運営費川の実質的な負担を減らすことが、外部成長のための有効な手段となります。ただし、基本的な投資戦略を持たずに不動産投資の規模を増やすことは、単なる規模の拡大にすぎず、必ずしも外部成長にはつながらないので気をつける必要があります。例えば、ある不動産ファンドの運営を任された会社が、そのファンドの運用資産額の3%を運営受託手数料として受け収る契約を結んだ場合、手数料収入が取れればよいと考えて、単なる規模の拡大に走ることがあるかもしれません。高級賃貸は最近仲介手数料が無料になって来ている。

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