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頭金が少ない人でも夢のマイホームを購入できる節約術とローンのコツ
マイホームを購入するというのは、多くの人にとって夢の一つです。しかし、マイホームを購入するには、まず頭金という大きなハードルがあります。頭金が少ないと、住宅ローンの借入額や返済期間が増えてしまい、金利も高くなります。この記事では、頭金を貯めるための節約方法と、頭金が少なくてもマイホームを購入するためのローンの種類と選び方について解説します。
【頭金を貯めるための節約方法】
〈その①:家計簿をつける〉
頭金を貯めるためには、まず自分の収入と支出を把握することが大切です。家計簿をつけることで、無駄な出費や浪費を見つけ出し、節約することができます。家計簿は手書きでもアプリでも構いませんが、毎日欠かさず記録することがポイントです。
〈その②:固定費を見直す〉
固定費とは、毎月決まった額を支払う費用のことです。例えば、水道光熱費やインターネット料金、携帯電話料金などがあります。これらの固定費は、プランやサービスを変更したり、他社に乗り換えたりすることで、節約することができます。また、不要なサブスクリプションや会員登録なども解約することで、固定費を削減することができます。
〈その③:変動費を抑える〉
変動費とは、毎月変わる額を支払う費用のことです。例えば、食費や交通費、衣服代などがあります。これらの変動費は、自分のライフスタイルや嗜好によって大きく異なりますが、一般的には節約の余地が多いものです。変動費を抑えるためには、以下のような工夫をすることがおすすめです。
・食費:自炊する、まとめ買いする、割引品や安売り品を利用する
・交通費:徒歩や自転車で移動する、乗り換え回数や距離を減らす
・衣服代:必要最低限のものだけ購入する、セールやアウトレットで購入する
【頭金が少なくてもマイホームを手に入れるためのローンの種類と選び方】
頭金が少なくてもマイホームを購入することは可能です。しかし、その場合はローンの種類や選び方に注意しなければなりません。ローンには様々な種類がありますが、主に以下の3つに分けられます。
〈フラット35〉
金利が固定された住宅ローンで、頭金が0円でも借りることができます。しかし、金利は他のローンよりも高く、借入期間は35年までとなっています。また、審査基準も厳しく、物件の築年数や耐震性などに制限があります。
〈フラット50〉
フラット35と同じく金利が固定された住宅ローンですが、借入期間は50年までと長くなっています。その分、月々の返済額は低くなりますが、金利はフラット35よりも高くなります。また、審査基準や物件の制限も同じです。
〈変動金利型ローン〉
金利が市場の動向によって変動する住宅ローンです。頭金が少ない場合は、金利が低い時に借りることで有利になることがあります。しかし、金利が上昇すると返済額も増えるリスクがあります。また、借入期間は35年までとなっています。
ローンの種類と選び方は、自分の収入や支出、将来の見通し、物件の条件などによって異なります。一概にどれが良いとは言えませんが、以下のようなポイントを参考にしてください。
・頭金が少ない場合は、フラット35やフラット50を検討することができますが、金利や借入期間をよく比較してください。また、物件の築年数や耐震性などに注意してください。
・頭金が多い場合は、変動金利型ローンを検討することができますが、金利の変動に備えて余裕を持った返済計画を立ててください。また、借入期間を短くすることで、金利負担を減らすことができます。
・複数のローン会社や銀行から見積もりを取って比較してください。金利だけでなく、手数料や保証料なども考慮してください。また、返済方法や繰り上げ返済の可否なども確認してください。
【まとめ】
以上のように、頭金を貯めるためには日々の生活から見直すことが大切です。また、頭金は必ずしも自己資金で用意しなければならないわけではありません。親や親戚からの贈与や借入は、税制上も有利になる場合がありますし、住宅ローンの審査にも有利に働きます。ただし、贈与や借入にはそれぞれ条件や手続きがありますので、事前に確認しておくことが必要です。
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