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マンションの寿命と修繕積立金

2018年1月18日「木曜日」更新の日記

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 マンションは建ったときから傷みが始まります。いずれは修繕しなければならないときがきます。 大規模修繕には多額のお金がかかります。当然、住民がその費用を負担するわけですが、そのための積立金が修繕積立金です。  マンションを購入すると、住宅ローンの他に管理費と修繕積立金を毎月支払うことになります。管理費は管理人に支払う給料や共同設備の点検費用などに使われますが、修繕積立金は建物自体に特別な工事が必要なときに使われます。その額は管理費の10分の1が目安とされているようですが、実際の修繕費用を考えると、いかにも少ないのが実感です。1㎡当たり月200円は必要でしょう。  マンションの寿命は60年とされていますが、実証することはできません。ただ、実際に建築後10年をメドに補修や外壁の塗り替えなどが発生しますので、その都度、修繕費用が必要になってきます。  そこで、「長期修繕計画」に沿った適切な修繕積立金を設定して販売している物件かをチェックする必要があるでしょう。修繕項目、修繕スケジュール、積立額は適切に算出されているか、などを見ます。マンション販売時に、まとまった額の積立金を徴収するケースも増えていますが、実際に修繕の段階になってから、まとまった一次金を徴収されるケースも少なくありませんので、積立金額の少ない物件には注意すべきでしょう。

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