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防音・防災面を考えたマンション選び

2018年1月13日「土曜日」更新の日記

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 マンションは何階の住戸を選ぶかによって、日当りや風通しの面だけでなく、騒音や火災などの避難時には重要な意味をもちます。  マンション価格は一般的に高層階のほうが高くなりますが、それは眺望のよさや日当り・風通しのよさからきています。  確かに高層階の眺望のよさは魅力ですが、強風のときに窓を開けられないとか、地震の揺れが大きい点では減点になります。4階以上になると立木の緑を身近に感じられなくなりますし、12階以上になると、火災時にはじご車が届かなくなります。避難することを考えたら、防災面からは不利といえます。  騒音に関しては、建物の内部で発生する音や子どもの声などの生活音は、下層階ほど響きやすく、上層階のほうが静かだといえますが、少し離れたところで発する電車や自動車など、外部からの騒音は逆に上屑階のほうが、遮るものがないので、大きくなります。  地震や火災時には、避難しやすい低層階が安全です。地震の揺れは小さくなりますし、火災時でも炎は下から吹き上がってくるため、上層階での火災時の影響は少なくなります。しかし、火災時に水害を受けやすい点が難点です。さらに、防犯面でも低層階は上層階ほど安全とはいえないでしょう。

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