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収納を合理的に行う方法

2015年6月21日「日曜日」更新の日記

2015-06-21の日記のIMAGE
"世の中が豊かになって、いまではモノが街にあふれるようになりました。何でもたやすく手に入る便利さから、いきおい家庭の中にもモノが増える傾向にあります。こうなると収納場所をどうするか、頭の痛い問題です。家を建てるとき、限られた面積・空間の中では、ほかの生活のためのスペースが優先されて、収納場所に納めきれない品物を入れるための家具を買って部屋に置くことになります。そして、品物が増えるにしたがって、それを繰り返す結果、そのような家具類によってスペースの多くが占領されてしまいます。これではせっかく広くとったつもりのリビングルームなどが次第に狭くなっていきます。限られたスペースをできるだけ広く使うためには、収納というものについてよく考えなければなりません・設計のはじめの段階で、使いやすい収納場所を確保しておくためには、家族の中でその品物を実際に使う人、それが例えば主婦であるなら、主婦が主体になってその品物の収納プランを立てることがいちばんいいやり方です。日常、品物の出し入れを誰がどのようにするかを考えて、無理のない楽な動きになるように工夫します。 収納を合理的に行う方法は、品物を分類することです。分類のやり方にはいくつかありますが、一つは、「その物を誰が使うか」、使う人ごとに分けます。家族みんなが共通で使う物もあるでしょう。二番目は、「それを使う場所はどこか」で分けます。そして三番目は、「使う回数が多いか少ないか」です。毎日使う物から、例えば一年に一回というようにたまにしか使わない物もあるはずです。これらの分類をもとにして収納する位置を決めれば、理にかなった出し入れが無駄なくできるようになります。もし、新しいものを買うときには、古い物を処分するというのはどうでしょうか。また、収納場所をときどきは整理して、不用な物は思いきって処分していただきたいと思います。物を捨てることに対してもったいないという抵抗感もありますが、最近軌道に乗りつつある資源の回収、再利用というリサイクルシステムを積極的に活用することも考えられます。もっとも、「使い捨て」ということが社会の風潮の一つになっていますが、よい物を長くたいせつに使うことが基本であることは当然だと思います。 "

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