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医療機関の高専賃進出を解禁

2015年11月18日「水曜日」更新の日記

2015-11-18の日記のIMAGE
困った国は急遽、医療機関の高専賃進出を解禁した
一事が万事、その都度、間に合わせの改正に、倒産しかねない介護事業者や医療機関はたくさんあるということだ
「そんなときに、私たちがもたもたしていたら、介護・医療の現場は立ち行かなくなります
ですからいまはスピードが要求されているのです
現実問題として、行き場のない高齢者の方も多いですし、事業者もまた同じなんですね
高専賃は当面、建物をつくることに注力しないと、現場はグチャグチヤになってしまいますよ」 こうK氏は語る
高専賃のクライアントは、建物の実質的オーナーだけでなく、エンドユーザーであ入 居者、さらに介護・医療事業者とリンクしている
したがって、安心を提供して信頼される住宅というのは、これまた、複雑な色合いを帯びてくることになる
要になるのが、A建物管理の立ち位置なのだ
器がないことには、二進も三進もいかない
だからK氏が、ふた言目にはスピード、スピードとしきりにいうのは、理屈に合っていることになる
平成十八年四月の介護保険法改正により、特定施設の総量規制がはじまり、もうすぐ二年目に入る
規制を受ける介護型有料老人ホームやケアハウスなどの特定施設はこの間、伸び率が急激に減り、高専賃および同枠内の住宅型有料老人ホームが脚光を浴びているのは、案内のとおりだ
「この三、四年ほどの間に、大阪の有料老人ホームは急増しました
その結果、競争に勝ち抜くために一時金の低額化が一気に進み、入居一時金ゼロのところも出てきました
そこにまた総量規制がかかりましたから、住宅型有料老人ホームヘシフトする事業者も増えています
以前は、入居一時金が五〇〇万円などといわれていましたが、その後、二〇〇~三〇〇万円が登場し、いまではゼ囗というところも現れてきました
東京はまだわかりませんが、大阪で有料老人ホーム(特定施設)の展開は今後、むずかしいでしようね」厳密な意味では、賃貸契約ではないが、入居者がすでに払い込んだ高額な入居一時金に縛られることなく、気分や状況に合わせて手軽に転居できるという点では、有料老人ホームは賃貸住宅に近い感覚で暮らせるようになってきつつあった
それが売りだったわけだが、特定施設の指定を受けた有料老人ホームに対しては、地方自治体の抑制が強まり、なかなか建設がしにくくなっているという事実もある

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