「しつらいの場」を設ける
2016年2月6日「土曜日」更新の日記
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- 一軒の家に一か所、ぜひ「しつらいの場」を設けてみましょう。
しつらいとは、部屋の飾り付けの意味です。
住まいのなかにはお正月やひなまつりなど、季節感を演出する場所があります。
それは床の間であったりサイドボードの上であったり、その家によってさまざまです。
わが家の「しつらいの場」になっているのは、濃い色のサイドボードの上です。
ここには白のシェードのスタンドだけで、色のあるものは置いていません。
それは季節の草花やお客様からいただいた花などが、より引き立つようにしたいからです。
夜になりスタンドをつけると、花や季節の飾り物がまた違って見えます。
しつらいの場には、そこを照らすスポットライトがあるとより効果的です。
「部屋を飾るのはどうも苦手だ」という人におすすめしたいアイデアがあります。
ここでも、和室の床の間を思い出してみましょう。
さほど広くありませんが、床の間には天井からの照明や袖壁の障子を通して入る光なども用意されています。
そこに季節を表現する掛け軸や一輪の茶花を飾るだけで、完璧な「しつらいの場」になります。
これを洋室で表現すればいいのです。
狭くてもいいので、ちょっとした何もない壁をみつけましょう。
そこに低めのタン スを置き、その上に思い出の品々やスタンド、花、家族の写真などを飾ります。
さらに、壁に絵や鏡を掛ければ、洋風床の問のできあがりです。
ダンスの代わりに、ミニキャビネット、あるいは荼拍に布を掛けただけのものを利用してもいいでしょう。
和風でも洋風でも「隕られた場所にシンプルに飾る」ということを実践できれば、インテリアは成功問違いなしです。
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