管理人はだれ！？

2016年11月12日「土曜日」更新の日記

分譲地の選び方を解説する中で、たびたび資産価値について言及してきました。資産価値が高く維持できることがなぜ大切なのかというと、ひとつは、当然ながら万が一売却する必要ができたときに、より購入時に近い価格で売れるからです。そしてもうひとつの理由は、リバースモーゲージを活用できるからです。リバースモーゲージとは、自宅を担保にして金融機関から生活資金の融資を受けて、死亡した時点で、担保にしていた自宅を処分することで借入金を返済する制度のことです。年金制度の崩壊などが心配される今後の日本では、老後の生活資金をいかに準備するかが人々の強い関心事になっています。特に、マイホームを買ってしまうと住宅ローンの返済が重くのしかかりますから、老後の資金を独自に準備しておくのは、よほどの収入がない限り容易ではありません。そこで有効なのが、このリバースモーゲージの活用であり。にわかに注目が集まり始めているのです。リバースモーゲージでは、最終的に借入金を相殺するための、自宅の担保力が求められます。日本の建物は十数年もするとその価値を失うといわれていますが、資産価値が低ければ担保に入れられず、融資を受けることができません。ですから、資産価値を長く維持できる住宅を買うことが大切なのです。優れた住宅会社が企画・販売する分譲建売住宅は、周辺環境から道路との接し方、日照条件など、あらゆる面で価値を高めるポイントを押さえています。住みやすいことは、イコール資産価値が高いことなのです。今後ますますリバースモーゲージの利用者は増えることが予想されますので、今からそれを見越した住宅選びを意識することは重要なのではないでしょうか。

建て主への設計説明は重要ときには説得も仕事のうち

栃木県の那須高原に、「ニ期倶楽部」という有名なホテルがあります。 この旧館の設計者は、渡辺明という著名な建築家ですが、使われている大谷石、その風合い、肌触り、 醸し出す雰囲気はすばらしい体験です。 常に泊まってみたいホテルの上位にランクされる ...