管理人はだれ！？

2017年2月7日「火曜日」更新の日記

私はプロの作家ではなく、現役のビジネスマンですが、文章を書くにあたってはいろいろと工夫しています。「何を書こうか」を考えるのが一番むずかしく、それが決まった時点で、もう半分書けたも同然です書斎の机の前には、書きたいことや１:こうと思っている題材をペタペタ貼っています。横向きの原稿用紙に、３Ｂの鉛筆でどんどん轡いていきます。これが一番書きやすいのです。当然知っているべき漢字が出てこないということがたびたびあります。これは、小学校や中学校で優等生と劣等生とを繰り返していたので、どこかの時期で漢字をスコーンと勉強しなかったからだと思います。そこで、ＳＯＮＹの電子ブック「広辞苑」を買いました。ポンポンとボタンを押すだけで、知りたい言葉が出てくるので、漢字調べの効率がぐんと上がりました。ムチャクチャ便利なので、会社用と自宅の一階用・二階用と計三台も買いました。一台七万円もしますが（平成九年時）、これは自分への投資です。３Ｂの鉛筆を持って原稿用紙にむかうと、調子のいい時は、すらすらと手が勝手に動いていくという感じがします。最近、一冊の本を出しました。「コロンブスの逆立ち」（近代文芸社・千六百円）です。阪神大震災の時、地元業者としていかに動いたかを中心に書いています。お読み下されば幸いです。『風呂勉と速読』防水用のテープレコーダーというのがあります。早い話がお風呂の中でも聞けるわけです。一日のうち、風呂や洗面所で費やす時間がけっこう多いことに気づきました。この時間を見逃す手はないと思い、今ではテープレコーダーを風呂に二台、洗面所に一台置いて聞いています。テープの中身は講演を録音したものや、語学などが中心です。私はこれを「風呂勉」と呼んでいますが、まことに有効な勉強方法です。テープは、風呂でも車の中でも聞けるので、とても重宝なのですが、ビデオとなると、じっとテレビの前で見ていなければならないので、かえって不便です。私は高校生の時から、独自で速読の工夫をしてきました。今では、人の三倍ぐらいの速さで読めるのではないかと思います。ある時、月に三十冊の本を読破していこうと決意しました。物事を考えるのに、どうも基礎的な知識や知恵が足りないと感じたからです。仕事をしながらですから、月三十冊はけっこう大変です。しかし、「意思あるところに道あり」で、決意してしまえば、今までけっこうムダにしていた時間なども活用しだし、読めるようになってきました。本を読まなければ、頭がアホになります。頭には、アルコールよりも本の方がいいにきまっています。

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