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万が一への備えが大活躍

2017年2月22日「水曜日」更新の日記

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 東日本大震災は首都圏にも大きな被害を及ぼした。千葉県の湾岸エリアでは、広範囲で液状化現象が起き、建物外壁のひび割れや停電によるエレベーター停止、断水など生活に影響を及ぼす被害も多かった。  そんな千葉沿岸に立地し、総戸数が1000戸を超える大規模マンションに管理員として勤務していたのが内川、管理会社の担当社員が諸星だった。  諸星は管理会社の社内にいたが、湾岸部の被害が大きいことを知リ、別の社員をできるだけ集めてマンションに急行した。  マンションに着くと、液状化でわき出たヘドロが敷地に広がっていた。建物には、一部外壁にクラック(ひび割れ)が生じ、建物と建物のつなぎ目部分に破損が見られたが、これは想定内。つなぎ目が壊れることで、建物本体への損傷を軽減するように造られているからだ。  建物に大きな損壊はないことを確認し、壊れた箇所にはガードを設置してから、生活機能を調べた。問題は、停電により、断水が生じていること。上下水道は生きているため、 普通なら住戸内の水が出るし、水洗トイレも使える。しかし、現代のマンションは1階や地下に貯水タンクを置き、そこに水道水を溜める。溜めた水をポンプで押し上げ、各住戸に配水する仕組みになっている。そのため、上水道が生きていても、停電になるとポンプが動かず、各住戸で断水状態が生じてしまうのだ。  「各戸に水が出ない」  「トイレが使えない」  これは、緊急に対処しなければならないことだった。  すでに、管理員の内川は求めに応じて携帯トイレを配り、組み立て式仮設トイレの設置にも取りかかっていた。携帯トイレは、自宅でバケツなどを活用し、用を足すことができる備品。渋滞中の車の中での非常事態に備える人気商品だが、災害時にも役立つ備品である。組み立て式仮設トイレは、災害時に組み立てて(下水のマンホール上に)設置するも ので、簡易な洋式便器とそれを囲う縦長のテントで構成される。テントの中で用を足すことができるので、災害時に頼りになる備品である。  この携帯トイレと組み立て式仮設トイレは、東日本大震災以降に新規分譲されたマンションでは、設置されることが多くなってきている。しかし、東日本大震災のときに備えているマンションはまだ少なかった。  だが、そのマンションには導入されていた。実は、地震の4、5年前から、管理会社は各管理組合に災害への備えの大切さを訴え、導入を提案していた。提案を認めた同マンションでは、仮設トイレと携帯トイレの導入を決定。携帯トイレは毎年買い増しを行い、仮設トイレは東日本大震災のほぼ1年前に23基も導入していたのである。  それが、功を奏した。  仮設トイレの設置には、管理会社の社員や現地管理スタッフも加わり、次々に組み立てられた。  同時に、全戸の安全確認も行われた。ここでも、新たに使用した防災備品が役立った。 それは、各住戸に配られていた安否確認用マグネットシート。  「住戸内で安全にいる」ことを示すシートが玄関ドアに張り出されていれば、それを見るだけで安否が確認できる。シートがない住戸だけインターホンを押して確認。中には、「全員無事だが、玄関ドアが開かない」という家庭もあった。さっそく、玄関ドアが開くよう に対処が行われる。  もし、反応がなければ、留守宅なのか住戸内で困っているのかを続けて確認する。これで、安否確認の作業効率は飛躍的に向上するわけだ。  総戸数が1000戸を超えるメガマンションでは、安否確認も時間がかかる。効率化が 必要なのだ。この作業は管理会社の社員だけでなく、住民の協力を得て行われた。  翌3月12日の土曜日。停電が続き、断水も継続したため、水の確保が求められた。管理会社の諸星以下スタッフは日日からマンション内にとどまり、本社と相談。マンションの近くにある系列会社経営のホテルで、敷地内の井戸水による散水栓−力所から水が出ることが分かったので、分けてもらうこととした。  加えて、マンション敷地内にも、水が出る蛇口が一つ見つかり、住人への配水を開始。それでも1000戸を超える規模のため、2ヵ所の水栓にはたちまち長蛇の列ができた。  そこで、諸星は本社から非常用飲料水生成システムの機械を取り寄せることにした。これは、マンション用に開発されたシステムで、泥水であっても安全な飲み水に生成できる装置。このシステムも東日本大震災以降、採用例が増えた災害備品の一つである。これがあれば川の水や井戸水を安全な飲み水に変えることができる。  このように生活機能を確保するとともに、建物の確認作業も本格的に始まった。多くのスタッフが集まり、建物が子細にチェックされていく。このマンションの建設会社は阪神淡路大震災での対応も経験しているため、対応は迅速で的確だった。  13日の日曜日からは、後片付けやヘドロの処理が始まった。  これは、内川、諸星ほか管理スタッフだけでできるものではなく、ボランティアが募ら れた。結果、集まった居住者は3200人。ほぼ居住者全員である。これには、内川も諸星も感激した。  ヘドロは簡単には除去できず、その後も毎週土日に居住者も参加しての除去活動が行われた。そうでなければ、対処できない量だったのである。  すべてが落ち着いてから、24時間体制で対応に当たった管理員と管理会社スタッフには、管理組合から過分ともいえる感謝の言葉が贈られた。それが1000戸を超えるマンション居住者全員の気持ちだった。

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