管理人はだれ！？

2017年7月21日「金曜日」更新の日記

東京23区内であれば、すべて市街化区域となりますからあまり気にしなくてもいいのですが、市街化区域と市街化調整区域の違いについても紹介しておきます。市街化区域は「すでに市街地を形成している区域」および「おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」であり、少なくとも「用途地域」が定められます。また、都市施設として少なくとも「道路」「公園」「下水道」が定められ、その整備が重点的に行われるほか、土地区画整理事業や市街地再開発事業などによる整備も行われます。それに対して、市街化調整区域は「市街化を抑制する区域」であり、用途地域を定めないことが原則です。自治体などによる都市基盤の整備も行われないことが原則で、整備される場合でもあまり積極的なものではありません。つまり、市街化調整区域には、基本的には家を建てることができないということなのです。通常、不動産会社やインターネットを通じて土地を探す場合は、ほとんどが市街化区域にあたると思います。ここに家を建てる場合、その規模に関係なくあらかじめ行政機関の建築主事または民間の指定確認検査機関の建築確認検査員による建築確認を受けなければなりません。都市計画区域外の場合、一般的な木造２階建て住宅などであれば建築確認は不要とされています。それでは、市街化区域に設けられている「用途地域」についても見ていきましょう。

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