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商業施設の特徴  

2018年2月6日「火曜日」更新の日記

2018-02-06の日記のIMAGE
 商業施設は、日常買い物をする場所であり、老若男女を問わず親しみのある不動産だと言えます。商業施設と言っても、コンビニから百貨店までいろいろありますが、ここでは現在投資用不動産として主に取引されている「郊外型ショッピングセンター(以下郊外型SC)」と駅前立地を中心とする「都市型商業店舗ビル」の2つについて解説します。郊外型SCの一番の特徴は、「長期安定型」であることです。一般に郊外型SCの代表的テナントであるイオンやイトーヨーカ堂等は20年程度の長期賃貸借契約を締結しています。従って、賃料の変動リスクはありますが、20年は賃料収入がほぼ確保されており、賃料収入リスクは非常に低いと言えます。  上述のイオンやイトーヨーカ堂のクレジット(格付け)は高く(イオンがA-、イトーヨーカ堂がAA:スタンダード&ファース発行体格付2005年3月11日現在)であり、非常に安定した不動産投資となります。  もちろん不動産にはテナントのクレジット以外のリスクも存在するため単純に比較できませんが、オフィスビルではこのような優良企業との長期契約はほとんど存在しないため、立地条件(商圏人口、交通アクセス、競合状況)やテナントの信用力が優良であれば、郊外型SCは極めて安全性の高い投資対象だと言えます。

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