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洗顔料

2018年3月24日「土曜日」更新の日記

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 洗顔料には、固形、液体、シェル、フォームタイプなど、多くの種類があります。また、目的により、一般用、化粧落とし用、ニキビ用などに分かれ ています。  洗顔に使われる固形石けんは、アルカリ分を少なくし、色素、香料など有害な物質を除外する努力がされています。一方、液体、シェル、フォームで は、それぞれの性状を安定に保つための化学物質が必ず何種類か加えられています。そして、もっとも違うのは、洗浄成分として合成洗剤が多く使われていることです。  化粧落とし用としてはシェルやフォームが主ですが、固形石けんでも、ぬるま湯を使えば充分に落ちます。たしかに、汗にも落ちないファンデーションやカップに色がつかない口紅などは、脂溶性や洗浄力の強い界面活性剤入りのシェルやフォームでなければ落ちにくいかもしれません。ただし、それは使用する化粧品の問題といえるでしょう。  流動パラフィンなどの油分で、おしろい成分や色素顔料をつつみ込んだ、水にとけ出しにくいタイプのファンデーションは、夏の化粧くずれを解消してくれる便利なものです。しかし、油分、界面活性剤、酸化防止剤が多く含まれるので、油やけやアレルギーの危険性も大きくなります。  高分子アルギン酸塩などで口唇上に膜をつくり、その中に油につつんだ色素をとけ込ませる方式の口紅は、落ちにくく、コーヒーカップに色がつきにくいというのが売物です。でも、くちびるが荒れるという人が多いようです。

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