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周りの人たちがあまり家に招かない風潮

2018年6月24日「日曜日」更新の日記

2018-06-24の日記のIMAGE
私は決して社交的なほうではない。小さいときは、一人っ子育ち、転校、病弱など、友人ができない条件がほとんど揃っていたので、幼友だちは一人もいない。それに、見かけと違って人みしりするほうだし、自分の苦手なタイプの人と話していると、我慢できなくて顔や態度に出るほうである。小学校を五つ変わって中学に入学したとき、初めて、友人と同じ状況になることがどんなに幸せなものか、しみじみ感じたのも束の間、一年で地方に疎開してまた初めからやり直しである。そんな人嫌い、人からも嫌われる性格が変わったのは、就職し、そして結婚してからである。新婚時代を東北の鉱山町でスタートして、周りに結婚前の夫の同僚の人たちが何人かいて年齢に応じてつき合い方を変えよう。周りの人たちがあまり家に招かない風潮があるから、なおのこと、特別上等でもない材料を使っての手料理で招いていた。東京に帰って、子供が生まれるまでの数年、フルタイムで働いている間も、新婚時代の延長で、白菜鍋程度で数人の友人を招いた。東京を離れていたので、久しぶりに会いたい友人、職場で知り合った人、やはり夫と一緒に友人としてつき合っていくためには、家に招くほうが、お金もかからないだけでなくずっと親しくなれる。

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