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アパートーマンションの賃貸業界

2018年7月27日「金曜日」更新の日記

2018-07-27の日記のIMAGE
アパートーマンションの賃貸業界は、ここ数年の間に主役が逆転してしまって、今や借主主導、消費者重視の風潮が蔓延しています。きっかけは空室が多くなったことや不景気で大金を使う人が少なくなったことも原因ですが、中国大陸の安売り攻勢が日本経済にブレーキをかけたことも確かです。しかし、私なども前から借主が強くなることは解っていました。と言うのは、第一線の現場で働いている一人として、余りにも借主の立場が弱く、契約書や広告チラシを見ても解るとおり、家主や仲介不動産業者が一方的な態度で物件を押しつけてきました。戦後58年間、それは目に余るものがあり、私なども、これではいけないと思っていたものです。お部屋は、他人に貸してお金を稼ぐのですから、立派な商品です。しかも、使ってくださるのは、人間なのです。商品であるからには、いつもきれいに磨きあげて、広く良くし、他の物件に負けないようにしなければなりません。その為には、いつも手入れをすると同時に、欠点を是正し、常に競争力をつけなければなりません。それと同時に、お客様の好みを聴くだけでなく、利用者の客層や客質まで考えて、それに合うようにしなければなりません。例えば、女性が使うなら安全面に充分に気を配ったり、洗面台は長時間座って化粧できるように改良すべきです。

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