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首都圏の有利さ

2018年8月5日「日曜日」更新の日記

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現在、東京・名古屋・大阪の3大都市圏に住む人は全人口の半数を超えていますが、そのなかでも首都圏に住む人の多さは群を抜いています。総務省統計局による国勢調査の最新データ(平成22年版)では、東京都の人口は1315万人超。神奈川、千葉、埼玉などまで含んだ「東京都市圏」、本書で言う「首都圏」にまで範囲を広げると、実に約3700万人もの人が居住しており、日本人のおよそ4人にひとりは首都圏に住んでいる計算になります。それだけの人口が、わずか半径50~70km、直径でも100~120km圏内という比較的狭い地域に、非常に密集して住んでいるため、単純に潜在的な入居者の数が段違いに多いのです。こうした人口のことを、都市の背後に控えている人々の数ということで「後背人口」と言い、そうした人口を抱えて、行政上の区分を大きく超えて拡大している都市のことを「メガシテイ」と呼びます。メガシテイとして見たときの首都圏の大きさは、なんとジャカルタやデリー、上海やニューヨークなどを押さえて堂々の世界1位。まさに、マンション投資にとっては最適な地域と言うことが可能でしょう。関西圏の後背人口はおよそ1500万人、中部圏がおよそ1350万人であることも併せて考えれば、人口の面からの首都圏の有利さが、国内ではずば抜けていることを理解して頂けるでしょう。

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