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フリスクを知ることで知恵と工夫が生まれる

2018年9月19日「水曜日」更新の日記

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「賃貸マンションを建てようと思っていたけれど、やっぱりやめよう」と断念したかたもいますよね。確かに、それもひとつの選択です。ゼネコンやハウスメーカーの話を聞いていると、「建てなければ損」というような気になりがちですが、「まず建てることありき」で考えてしまうと、正しい選択ができません。リスクをきちんと把握し、分析した上で、自分はどうすべきか、どうしたいのかをきちんと考えたとき、「やめる」という決断をする人がいるのは、自然なことといえるでしょう。「本当に建てる必要があるのか?」その答えを出すときにポイントとなるのが、「建てなければどうなるのか?」ということです。得られるはずの家賃は失うかもしれないが、今ある何かを失う心配はない。このまま何もしなければ、相続税の支払い等で資産などの大切なものを失う可能性が高い。このふたつの場合、最初のケースではあえてリスクを負う必要がないかもしれません。一方、後者の場合には、リスクがある中でもそれをヘッジしながら、真剣にマンション建築を検討することになる地主さんもいるでしょう。私たちは、その決断までを否定するつもりはありません。私たちが本当に伝えたいのは、「賃貸マンションなんて、絶対に建てないほうがいい」ということではなく、建てるならリスクを知った上で、知恵と工夫をこらす必要がある、ということです。

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