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金利は,景気に連動して動く!

2018年9月29日「土曜日」更新の日記

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銀行ができるだけ低い利息で預金を集め,出来るだけ高い利息で住宅ローンを貸しています。これは商売を考えれば当然のことで,逆に私たち個人としては,高い金利で預金をして,低い金利で住宅ローンを借りることが有利です。しかし,言葉では言うのは簡単ですが,実際に行うのはなかなか難しいことです。なぜなら金利というものは,絶えず変動するからです。それでは,こうした金利はどうして動くのでしょうか。この問題を考える前提で,まず金利はお互いに連動していることを覚えておいて下さい。例えば銀行が借りてくる金利が低くなれば,貸し出す金利が低くできるというようにです。ここで銀行がお金を借りてくる金利と言えば,日銀の公定歩合がありますが,おおかたの金利は,この公定歩合に影響を受けるといって差し支えありません。日銀は,景気が悪くなると良くする方へ誘導するために公定歩合を下げ,景気が良くなるとより長くその景気を維持させるために公定歩合を下げるといった金融政策を行っています。したがって,公定歩合が景気によって動くということですから,まず住宅ローンの金利も,同じように景気によって動くと考えて良いでしょう。しかし公定歩合が一定で動いていない時でも,住宅口-ンの金利が動くことがありますが,それは一体どうしてなのでしょうか。

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