管理人はだれ！？

2018年12月9日「日曜日」更新の日記

アパートなどの場合、近くに○○大学があって需要が高い、近くにコンビニがあって一人暮らしに便利、……というように伝えておくと、金融機関の担当者もこれを織り込んで社内の稟議を通しやすくなります。Ａさんがアパートを購入したときは、資料を追加で銀行に提出しました。「これでもか」というくらい資料を準備すると、あなたの本気度が担当者に伝わり、前向きに検討してくれるようになるでしょう。銀行などの金融機関は、・この借り手は毎月ちゃんと返済できるか・万一返済できないときは、担保から全額回収できるかという視点で融資申込者をチェックします。　どうしても買いたいという熱意を伝える一方で、この物件でこの人間だったら融資をしても大丈夫という安心感を伝えられるような資料を準備しましょう。要は、銀行マンに「この人に貸したいな」と思わせるのです。そうすれば自分のペースに持っていくことができます。最初はうまくいかないかも知れませんが、回数を重ねれば、少なくとも相手としゃべるコツのようなものはだんだん覚えられるでしょう。私の場合も、最初は銀行マンを相手に何を話したらよいのかまったくわかりませんでした。でもいまは、「この人に貸したい」と銀行のほうから思ってもらえるよう積極的にアピールしたり、相手にとって魅力的な資料を揃えられるようになりました。そして、もし金融機関側で検討してくれそうな段階になると、追加の資料が必要になってくるケースがあります。担当者から要求があった際は、できるだけスピーディーに対応するようにしてください。銀行の担当者もたくさんの案件をかかえているので、協力的な姿勢で誠意を持って対応することが必要です。資料の準備が早いと、仕事が出来る、しっかりしている、お金に対してきちんとしている、という好イメージが加わります。逆に資料を揃えるのが遅かったり、約束した期日までに送らなかったりすると、お金にもルーズ、というマイナスイメージがついてしまうので要注意です。ときには金融機関の担当者はこんな質問をしてきます。「入居者が出て行っても、次の入居者は決まりやすい物件なのか」「周辺と比較して家賃は高くないのか」いまの時流として、このような収益物件購入に対して銀行は積極的な姿勢を見せはじめています。しかし、まだまだ通常の自宅を購入する際の融資よりも、このような収益物件への融資は厳しいのが現実です。いずれにしても、金融機関では、それぞれ内規で決まっている貸し出しのルールがあります。そのルールに合わないため融資できないとしたら、打つ手はありません。それでも、状況によっては融通が利くこともありますので、そのときは担当者に協力的な動き方をして、ぜひ融資を通してもらうようにしましょう。

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