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バルコニーもあると便利

2019年3月31日「日曜日」更新の日記

2019-03-31の日記のIMAGE
" バルコニーとは、建物の外壁から突き出し、室内生活の延長として利用できる屋外の床のことです。屋根の付いているものをベランダと呼んで区別している人もいますが、日本語としてなじんでしまい、ごっちゃに呼ばれているようです。ところで、現在付いているものは奥行きが狭くありませんか。洗濯物干しや布団干し、植木鉢置き場や犬猫の日向ぼっこなど、あるだけで便利なものですから特別に注文しないと奥行き90cmで最低のものが付けられたりします。敷地にゆとりがあればもう30cmでも大きいものを付けると、椅子や小テーブルが使用できるようになって雰囲気と利用価値が違ってきます。  法的に許される地域であれば、ガレージの上を広いバルコニーにして既存の部分と接続したり、平屋の屋根の上を利用する方法もあります。  建売住宅などでよく見るアルミの既製品で、外壁にぺたっと簡単に取り付き、ベコベコの塩ピのすのこが敷いてあるインスタントなものもありますが、感触からいくと木製にはかないません。もっともこちらのほうは塗装などのメンテナンスをまめにやらないと老朽化は加速度的です。とはいえ、近ごろは木肌の風合いを損なわずに防腐性をもたせる低公害な含浸系の塗料なども出まわっていますので、日曜大工で十分対応することができます。 もちろん、アルミ製は塗装をする必要はありませんが、スチール製なら5年に一度の塗装で家の寿命ぐらいは長持ちします。こちらも日曜大工で十分です。  木はさらにヤニという油を内蔵していますので、真夏などにじわじわ熱せられると染み出してくるおそれがあります。米松などは特にこれが強く、下に垂れてきたりすると最悪2年くらいは布団も干せなくなるので注意が必要です。それが枯れた後は3年から5年ごとに先ほどの塗料を塗るだけで十分です。鉢物の下は湿気があるので、ときどき場所を入れ替えるのも床板を長持ちさせるコツです。20年くらい無塗装で使えるデッキ用のジャラ・プライム、ボンゴシという木もあります。"

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