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かなり簡略化

2019年5月5日「日曜日」更新の日記

2019-05-05の日記のIMAGE
純収益の計算法を簡略化するとこうなりますさて、今度は賃料の査定法と、純収益の計算法です。これで、「純収益」+「キャップレート」という公式が完結します。純収益とは、想定される年間賃料収入から、諸費用を差し引くものです。以下、箇条書きにしましょう。計算手順は......。・「純収益」=0-21919-9161年間賃料収入×稼働率「...稼働率は、通常、3~8%で、空室率(5~8%)控除後の賃料収入2賃貸管理費用通常は賃料の5%前後の修繕積立金個別調査が必要(通常は建物再調達価格x0・5%~1%前後が適正)共用部の管理費・個別調査が必要(通常は坪6500円~1000円)の固定資産税と都市計画税「...土地と建物に対する固定資産税評価額に対して一定率(通常の税率は各々1・4%と0.3%、ただし住宅用の土地は1/6など)の火災保険料個別調査が必要(建物の構造や耐火性能等に応じて決まります)以上が計算過程の項目ですが、実際に正確に計算することには繁雑さが伴うので、マンションの場合なら純収益(実質的なネットの収益)は、想定賃料の8%から修繕積立金と共用部の管理費を控除すれば、概算数値としては十分です。礼金や更新料は捨象します。そうすると、マンションを貸したときに得られる純収益の計算は、かなり簡略化されます。

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