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美しい自然と豊かな食文化が魅力の港町

2019年9月7日「土曜日」更新の日記

2019-09-07の日記のIMAGE
シドニーは、オーストラリア全体の約二五~二〇%にあたる経済活動を生み出す国の心臓部
オリンピック開催を控えた九〇年代には、建築・改修作業や大型プロジェクトが相次いで都市化が進み、ダイナミックに変貌を遂げた
それでも、澄みきった青空と輝く太陽に象徴される明るく開放的な風景とリラックスした雰囲気は、私が初めてこの地を訪れた八〇年代後半から現在に至るまで少しも変わらない
高層ビルが林立するビジネス街のすぐ隣には緑あふれる大きな公園があり、世界三大美港のひとつに数えられる美しいシドニー湾が広がる
街中から車やフェリーで二、三〇分も行けば、青い海と白砂のビーチがいくつもある
豊かな自然環境は、ゆとりあるこの街のライフスタイルに不可欠の要素となっている
我が家から一番近いビーチまでは歩いて一〇分
海を見下ろす高台からはクジラが見えシドニー沖は冬の間、南極から避寒するザトウクジラの通り道になっているからだ
車で約二〇分のところには世界で二番目に歴史ある国立公園があり、さまざまなアクティビティが楽しめる
そういうと、よほど郊外に住んでいるように聞こえるかもしれないが、スーパーマーケットや肉屋、魚屋などが集まる買い物エリアへは徒歩一〇分だし、デパートや映画館が入ったもっと大きなショッピングセンターまでは車で五分
シティへ行くのも車で二〇分、バスでも三〇分しかかからない
快適な都市生活と、自然が無理なく共存し、老若男女がハッピーに暮らす街、それがシドニーだ
季節は日本と逆だが、シドニーの緯度は三十三・五度で東京や大阪とほぼ同じ
一年を通じて温暖で、四季の移り変わりも楽しめる
何よりも湿気が少ないのが心地いい
日本の気候をちょっぴりマイルドにした感じだ
日本との時差は通常一時間、サマータイム中でも二時間だから、移動もラク
直行便が運航しているので、急な帰国にも対応できる
長期滞在者にシドニー暮らしの利点を聞いてみると、「外国人であることを意識しないで、自然体で暮らせるのがいいよね」という人が結構いる

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