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ロトルアはレジャーの宝庫

2019年9月14日「土曜日」更新の日記

2019-09-14の日記のIMAGE
ロトルアはどちらかと言えば海外からの観光客、タウポは国内のホリデイリゾートといった違いはあるものの、おかげでいずれも外から来た人が遊ぶための施設やアクティビティは豊富に揃っている
そのほとんどが自然の中で体を動かすアウトドア系だが、やはりなんといっても湖のほとりなので、それにちなんだものが多い
例えば、タウポ湖もロトルア近郊の湖も、釣り人の間ではマス釣りのメッカとしてよく知られていて、タウポ湖だけでも年間一三〇トンものマスが釣り上げられている
タウポ湖を見下ろす丘に土地を購入したロングステイヤー(六〇代後半・男性)は、「数年前に来たときにでっかいのが釣れちゃってさ、四人でいくら食べたって減らないんだもんな」と、両手を広げて魚の大きさを自慢してくださる
またロトルアなら海も遠くないので、海釣りとマス釣りを両天秤にかけ魚相手に遊ぶことも可能だ
海でもっぱら対象となるのは、タイ、ヒラマサ、マグロ、カツオと、釣っても食べても嬉しい魚ばかりである
釣りばかりでなく他のウォータースポーツも盛んで、自宅の庭にヨットが置いてある家も珍しくない
電線が地下に埋設されている地区が多いので、自分の家から湖までマストを立てたまま、電線を気にすることなく車で牽引できるのがうれしい
また冬には、タウポの南に北島最大のスキー場があるおかげで、スキーやスノーボードを楽しむ人で賑わう
そしてタウポ、ロトルアは、トンガリロ国立公園やウレウェラ国立公園の玄関口でもあり、トランピング(山歩き)の好きな人には、歩ききれないほどたくさんのコースが用意されている
もちろんゴルフもばっちり
地元の人が予約も無しにポンと気軽に行くところから、国際的に有名な高級コースまで各種揃っている
お値段相応にクラブハウスの設備には大きな差があるが、コース自体は安いところでも、池越えあり、谷越えありと変化に富んで十分に楽しめる
ご夫婦揃ってゴルフが好きで、日本とニュージーランドの行き来をもう数年にわたって楽しんでおられる六○代後半の男性は、「世界中探したってこんなところないですよ
このクラスのコースが、この値段で、しかも飛び込みでプレーができるなんて」と手放しのほめようだ

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