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「帆の町」で海に親しみ、うまい魚に舌鼓

2019年9月16日「月曜日」更新の日記

2019-09-16の日記のIMAGE
日本から北海道を取り除くと、ほぼニュージーランドの面積になる
人口は約四〇〇万人で横浜市と同じくらい
面積も人口も非常にコンパクトな国である
その中でオークランドは全人口の約三分の一である一二〇万人の人が住んでおり、ニュージーランドの経済と文化の中心地である
特にここ数年で中心部には高層マンションがいくつも建設され、海外有名ブランドの直営店もできて、今までのニュージーランドのイメージである牧歌的な風景とは大きく変わってきている
とはいってもまだまだ、緑が多く残されており、都市の便利さと海や山などの自然環境の快適さが同居している街である
気候は穏やかで、十二月から二月までの夏の間でも暑くて耐えられない日はほとんどない
もちろん直射日光に当たれば暑さは感じるが、湿気がないため日陰に入れば涼しい
その証拠に我が家にはクーラーや扇風機などの冷房器具が一切ない
我が家が特殊なのではなく、一般のホテルにも冷房を備えていないところも多くある
冷房は必要がないと考えられているからだ
ではオークランドは寒い街なのかといえばそうではない
六月から八月までの冬の間はさすがに暖房器具が必要である
オイルヒーター、電気ストーブやガスストーブなどの手軽なものが主流である
外出時にはセーターを着る、あるいは風よけのジャケットを羽織る程度で十分であり、コートを着る必要はない
そういった気候の良さのおかげでオークランドの住人は外に出て、自然の中で遊ぶことが非常に上手である
-オークランドの、どのエリアに住んでいても、必ず三〇分以内に到着できる海には無数のヨットやボートが並んでおり、別名で「帆の街」と呼ばれる由縁になっている

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