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「庭園都市」で緑に囲まれ、趣味三昧

2019年9月19日「木曜日」更新の日記

2019-09-19の日記のIMAGE
クライストチャーチの愛称は「ガーデンシティ」
最初にこの街を訪れた人は、日比谷公園の一六倍もの広さの緑地ハグレーパークや、二五〇種類のバラが咲きそろう植物園、住宅街に点在する公園の多さに「緑の多い街」という印象を持たれるに違いない
公共の場所だけでなく、一般家庭のガーデンの美しさにも驚かれることだろう
ニュージーランドで三番目、南島では最大の都市であるが、人口はたったの三五万人
シティ中心部には高層ビルも少なく、エイヴォン川が優雅に街の中を流れ、イギリス調の建築物が並ぶ、コンパクトなサイズの都市である
「英国以外で最も英国らしい街」と呼ばれるのがまさにぴったりの街並みだ
東には南太平洋が広がり、南には小高いポートヒルの丘が連なり、西には雪をかぶった南アルプスの山々が眺められるという抜群のロケーション
マウントハットスキー場までは約一時間半、日本まで直行便の飛ぶ国際空港も車で一五分、しかも南島の人気観光地クイーンズタウンやミルフォードサウンドなどの玄関口ともなっており至極便利
クルマで三〇分も走れば、羊や馬が草を食む広大な牧草地の続くカントリーサイドにたどりつく
ショッピングモールも多く、世界各地のエスニック料理も楽しめる
博物館や美術館もあり、図書館やスイミングプールなどの公共施設も充実している
市がコンサートなどの無料イベントを季節ごとに多く主催しているのも、この街に暮らす楽しみのひとつだ
まさに「都市の便利さと美しい自然が両立している」住みやすい街が、クライストチャーチなのである
住宅街を歩いていると、知り合いでなくても道ですれ違う人同士が「ハロー!ハウ・アー・ユー?」と挨拶を交わし、休暇に家を空ける時にはお隣さんに手紙とペットの世話を頼むなど、住民の間には古き良き時代の習慣が今も続いている

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