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時間も忘れてしまう
南の島ののんびり暮らし

2019年9月26日「木曜日」更新の日記

2019-09-26の日記のIMAGE
南太平洋に浮かぶ小さな国サモアは、日本からの直行便がないこともあり、日本人には馴染みの薄い国かもしれない
だが、サモアの人々にとって日本はかなり身近な国のようだ
サモア国立大学やウポル島とサバイイ島をつなぐフェリーが日本のODA援助によるものであることを、サモア人なら誰もが知っている
また、国際協力事業団によって派遣されている青年海外協力隊やシニア・ボランティアなど、多くの日本人が常に活躍している
そして一〇〇〇人以上のサモア人を雇用している日系企業もあるため、親日家のサモア人も多い
-サモアの魅力と言えば、透き通るエメラルド・グリーンの海と、今なおかたくなに生き続ける伝統的生活様式と言えるだろう
ひとたび首都アピアを離れれば、人々は「ファレ」と呼ばれる、壁も窓も扉もない屋根と柱だけの家屋に暮らしている
大半の家庭は電灯やテレビといった近代文明の一端を手に入れはしたが、ラバラバという腰布を巻き、ウムと呼ばれる石蒸し焼き料理に舌鼓を打ち、時計の針に気を配ることなく暮らしている
彼らが「ファア・サモア」と呼ぶ、その伝統的生活様式の日常は、おそらく何十年前、いや何百年前とたいして変わっていないかもしれない

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