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少しの不便と寛大な心でサモアは楽園となる

2019年9月29日「日曜日」更新の日記

2019-09-29の日記のIMAGE
医療事情はというと、首都アピア以外には医療施設はほとんど皆無
アピア市内のサモア国立病院の医療レベルも先進諸国と比較するのは酷だろう
サモアの治安は良いといえるが、それでも夜の一人歩きは避けたい
どうしてもというときは、棒を持つことをすすめる
何せ大が放し飼いなので、かみつかれる危険があるのだ
実際、観光客が犬にかまれる事故は結構多い
盗難も少なくはない
「必要なものは持っている人から借りればいい」という「分かち合い精神」の延長と解釈できなくもないのだが、時おり持ち主に無断で借りてしまうのだ
たとえ「これ貸して」と頼まれた場合でも、もし貸してしまえば、再び自分の手に戻る可能性はあまり高くない
又貸しが重なり、ありかが不明になったり、乱暴な扱いで壊れたりということも決して珍しくない
そんな南の島サモアだが、首都アピアに滞在する限りでは、インターネットカフェ、レストラン、ホテル、壁のある借家、そしてマクドナルドだってある
少しの不便を受け入れる覚悟と、自分の持ち物を周りのサモア人と分かち合う寛大な心があれば、焦らず、飾らず、多くを望まないノスタルジックな南国サモア暮らしは悪くない

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