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♪設備が劣化していないか

2019年11月10日「日曜日」更新の日記

2019-11-10の日記のIMAGE
設備はすべて、普通に使えるかどうか、自分が入居者になったつもりで試してみます。交換が必要な時期を把握するためにも、いつから使っているものなのか、また取り替え履歴・故障などのクレーム履歴はあるのか、売り主に確認しておきましょう。「骨太すっぴん美人」物件を探せここまで簡単に、プロのホームインスペクター目線でのチェックポイントの基本をまとめてきました。物件を契約する前には最低限、これくらいは確認しておきたいものです。極上物件との出会いは、たくさんの物件を見て回ることから始まります。さまざまな物件を、先に述べたチェックポイントに沿って実際にいくつも確認していくと、だんだん見極めるコツがわかってくるはずです。もちろん、物件を見てなにか不具合を見つけたら、即座に「買ってはいけない物件」になるというわけではありません。想定する利回りとの兼ね合いで、修繕することで対処が可能なのかどうか把握することが重要なのです。気づいた不具合はどのような原因によるものか、いつ、どの程度の対処が必要なのか。詳しいことは、建物に詳しい知人がいればその人に、あるいはホームインスペクターのようなプロの判断を仰いでいきます。ひとくちに「ボロボロな物件」といっても、その中身はバラバラです。ひとつは、いくらお金をかけて手を加えても手の施しようがない、「どうしようもない」ボロボロ物件。もうひとつは、表面的にはボロボロに見えても、建物の本質部分がしっかりしているため、比較的ローコストなリフォームや修繕で、みごとに生まれ変わらせることができる「生まれ変われる」ボロボロ物件です。外壁や壁紙など、表面的な部分は取り繕っているものの、見えない部分はボロボロになっている「お化粧上手物件」に騙されずに、「骨太すっぴん美人」を見抜くことができるかどうか、それはあなたの選択眼にかかっています。外見の地味さや古さを敬遠して、「よい出会い」を逃さないようにしましょう。それが、不動産投資家人生を実りあるものにできるかどうかの大きな分岐点です。

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