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管理会社、究極の選択2

2019年11月20日「水曜日」更新の日記

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家賃保証は、ほとんどのケースで契約内容に家賃の見直し(基本的に2年ごと)が盛り込まれています。2年ごとなどにその時点での家賃相場を踏まえて、保証家賃を見直すのです。そのため必ずしも、数十年間にわたって同じ家賃収入が入ってくるわけではないという点は十分に理解しておく必要があるでしょう。また、一定期間内は家賃保証契約が解除できないことる。どちらの方式を選ぶかは、あなたの志向次第。管理料が高くつくものの、サブリース方式を選んだほうが手間いらずであることはたしか。ただ私としては、管理委託方式のほうが不動産投資のメリットを活かしやすいと考えています。8パーセントの家賃保証というのは結局、空室率20パーセントで運用することと同じです。このシステムはいわば、超保守的な大家向けに生み出された商品なのです。私は個人的には、はじめから家賃保証を必要とするような不動産投資、アパート経営ならしないほうがいいし、自身の努力で満室経営を心がけたほうがよほどリスクが低いと思っています。厳しい言い方になりますが、家賃保証に頼りきりな大家は勉強不足、あるいは人まかせにしすぎる印象を受けているくらいです。なんといっても、事業性が高く、自分で手を入れる余地がたくさんあるのが不動産投資のよさ。管理委託方式にすれば、管理会社というパートナーの力を借りながら、居住者にいかに選んでもらうか、長く住んでもらうか、大家自身も知恵を絞っていくことになります。そして、それこそが安定した収益へと直結していく。サブリース方式では味わえない大家業の醍醐味です。

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