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あなたの家づくり、どこに任せれば安心か?

2020年2月4日「火曜日」更新の日記

2020-02-04の日記のIMAGE
"今、あなたが家を建てようとすると、さまざまな依頼先があります。工務店、設計事務所、フランチャイズビルダー、大手のハウスメーカー......。あなたは一生の一大事である家づくりをとこに任せますか? 結論からいうと、どこに任せるかはあまり問題ではありません。逆にいえば、どこに任せても失敗している人は失敗しているし、成功している人は成功しています。 しかし、任せる先ごとにそれぞれの特徴があるのは事実です。それらが、あなたが家づくりに求めているものとピッタリ合っていることが大切です。 ただ私はこう考えています。「いい家をつくるのに、本当に必要なのは腕のよい職人とよい材料だ」と.....。職人の手間賃と材料にきちんとお金をかければ基本的にはよい家になります。 ここで、ちょっと考えてみてください。欠陥住宅はなぜできてしまうのでしょうか?それは、つくり手が手を抜くからです。では、なぜ彼らは手を抜くのでしょうか?もともと面倒くさがりだから?いいえ、違います。職人というのは本来は自分の仕事にプライドをもっています。自分の技術をきちんと評価してもらい正当な報酬をもらえれば手など抜きません。 不当に安い手間賃で仕事をさせられているからです。だから心が荒れてきて仕事も荒れてくるのです。 でも「施主は建築費としてそれなりの費用を建築会社に払っているのに......」と思うかもしれません。そのとおりです。安く家を建ててもらえるのは嬉しいけれど、材料や職人の手問を下げてくれ!なんて施主は頓んではいないはずです。 では、なぜそんなことが起こってしまうかというと、施主が建築会社に支払ったお金が「材料や職人の手間賃以外のもの」にたくさん使われてしまっているからです。それでは、何に使われているのか、その代表的なものを挙げてみましょう。 ・立派な自社ビル ・豪華な住宅展示場 ・写真集のようなカタログやパンフレット ・ゴールデンタイムに流れるテレビコマーシャル ・高給取りの営業マン ・支店長・支社長・部長......、何の仕事をしているかわからない役職の高いお偉いさん このように書くと、あなたは「たしかにこういうものには莫大な費用がかかっているなぁ」と理解できると思いますが、これまでは違った見方をしていたはずです。 よーく振り返ってみてください。きっと、こういうものがあるからこそ「しっかりしていそうな会社だ」「安心できそうな会社だ」とあなたは思っていたのではないでしょうか。しかし、これらは本当にいい家をつくるのに必要なものですか?違いますね。これらは、あなたに「しっかりしている会社だ」「安心できそうな会社だ」と感じさせるために必要なもの。そう!演出用の小道具にすぎないのです。しかし、それにしては、あまりにも莫大な費用がかかっていませんでしょうか。そしてその費用はいったいどこから出ているのでしょうか。そうです。ほかでもありません。あなたが支払う建築費そのものからです。"

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