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現場見学会で聞かなければならないこと(初級編)(1)

2020年2月11日「火曜日」更新の日記

2020-02-11の日記のIMAGE
"さて、この現場見学会ですが、せっかく参加してもサーッと見るだけで満足してしまっている方がかなり多いです。しかし、せっかくの休日をつぶして出掛けるのですから、くれぐれも「目の保養」で終わらせてしまわないように、必要な情報をしっかり収集して帰りましょう。 もちろん1回の見学でその建築会社に関するすべての情報をゲットするというのはなかな」か難しいと思います。そうはいっても「会社の名前」や「きれいなカタログ」や「ホームページ」だけで家づくりのパートナーを決めてしまうよりはだいぶマシですが、興味のある会社1社について3回くらいは現場見学会に出掛けることをお勧めします。理由は後ほどご説明します。 ところで現場見学会に出掛けていったら、具体的にどんなことをすればよいのでしょうか?いくら目を皿のようにして工事の出来栄えを確認しようとしても、素人ではよいか悪いかも判断できないし、と思われるかもしれません。 でも、心配はいりません。とっても簡単です。案内してくれる人にこれからお教えする「あること」を質問しさえすればよいのです。「あること」とは何か?これから実際に何例か挙げてみましょう。 (1)「この家とまったく同じものをそのまま建てるとすると、いくら掛かりますか?」これは施主様のプライバシーやセキュリティの問題があるので明確に答えてもらえないことが多いです(はっきり答えたら逆に危ない会社かもしれません)。 しかし、「それでは御社を検討することさえもできない」と言えば、ある程度の概算は教えてくれると思います。その会社が一般的に建てている住宅の実物を確認したうえで、およその価格がわかるだけでもかなりの収穫です。 (2)「この家は何坪ですか?」例えば漠然と「40坪の家が欲しい」という方は多いのですが、40坪の家の広さをきちんと実際に体感したことのある方というのは意外と少ないものです。 当初、漠然と「40坪の家が欲しい」と思っていた方が、最終的に36坪の家で十分に満足される様子を何度も経験してきました。 実際の家の大きさを体感し、家具が置かれた様子などもイメージしながら、自分たちが必要とする建物の大きさを確認していくことが大切です。"

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