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現場見学会で聞かなければならないこと(初級編)(2)

2020年2月12日「水曜日」更新の日記

2020-02-12の日記のIMAGE
"「これは標準装備ですか?」とても素敵なインテリアや、ちょうど自分たちも欲しいなぁと思っていた設備などが目についたら、思い切って質問してみましょう。 もしもそれがオプションの装備だとしたら、標準仕様からどのくらい差額が発生するのかも確認しておいてください。そしてこれらを「家づくりノート」にしっかりとメモしておくのです。〇月〇日(〇〇ホーム見学会にて「40坪でおよそ1700万円の家。家族構成も我が家と一緒。食器洗い乾燥機オプション差額○万円、カーテンは標準装備。リビングの木調の腰壁(下半分に板材を張りめぐらした壁)が素敵だった。およそ0万円の差額が発生するらしい。......」という具合です。最初の見学会では、ここまでできれば合格点でしょう。緊張するかもしれないし、実際はうまく聞き出せないかもしれません。でもご安心ください。緊張するのは最初だけです。また、案内してくれる担当者によって知識・説明力などが違いますから、あなたが納得できる説明が聞けるかどうかもわかりません。 ひとつの住宅会社の見学会に何回か出掛けたほうがよいというのには、こんな訳もあるのです。 そうです。ひとつの会社の見学会に数回参加する場合はできるだけ違う人に案内や説明をしてもらいましょう。そして、前回では聞けなかったことや、対応してくれる人の雰囲気などが前回の人と同じような印象かどうかを確認してみましょう。 見学会には、営業だけでなく、設計や工務担当者の人も来ている会社が多いので、思わぬエピソードなんかも聞けるかも知れません。 材料と職人以外にお金を使い過ぎるのは「買ってはいけない家」 そして、仮に見学会がとても混み合っていて案内もしてもらえず、何も話を聞けなかったとしても収集できる情報はたくさんあります。 例えば、実際の現場であなたやあなたのご家族のどなたかが頭が痛くなったり、吐き気がしたり、目がチカチカしたりなんていうことがあれば、もしかするとその会社の仕様では不十分ということかもしれません。 今は昔と違い、建築基準法で建材に含まれる化学物質の量が制限されていたり、換気システムの設置が義務化されたりしていますので、ある程度は均一化されていますが、人間の身体には個人差があります。 いくらカタログに「シックハウス対策ができている家です」と表記されていても完全とはいえません。人によっては新築した家には住めないという方もいるそうです。ご家族で体感しておくというのが本当に大切です。"

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