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抜き打ちで飛び込まなければ、現場の実状はわからない(1)

2020年2月18日「火曜日」更新の日記

2020-02-18の日記のIMAGE
"「構造見学会」に出掛けると、さらにその業者の施工のレベル、現場の美化のレベルなども確認することができます。それくらい建築途中の現場がひどい業者は多いのです(汚い・整理整頓ができていない・材料の保管がなってない......)。 建築途中の現場を見せることができるというだけでも、じつは割と良心的な業者なのかもしれません。 しかし、気をつけてください。見学会のスケジュールは......、そうです、業者が決めています。きれいになっていて当たり前なのです。ですから、本当ならあなたは抜き打ちで現場の様子を見に行く必要があるのです。興味のある業者があなたの家の近くで住宅の新築工事を行なっていたら、勇気を出してそこの職人に声を掛けてみましょう。「じつは私は真剣に家づくりを検討しているところなのです。ただ、どこの業者さんともまだ具体的にお話を始めていないので、こちらから動き始めるまでは営業には来てほしくないのですが、御社の家づくりにはとても興味があるのでちょっと見せていただくことはできませんか?」と言ってみるのです。 もちろん安全への配慮や施主様のプライバシーを保護するという観点から難しい場合もあるかもしれません。 しかし、もし見せてもらえるとしたら、あなたはその会社の家づくりを素の状態で確認することができます。そして素の状態を知っているということは、あなたがその会社を判断するうえで、とても貴重な情報になるはずです。 こういう話をすると「どうせ私は素人だから見てもわからない」という方もいらっしゃいます。もちろんそうかもしれません。 しかし、まず試しに見てみることが大事です。1社だけ見てもなかなかわからないかもしれません。でも、2社・3社と見比べるうちに違いがわかってくるということもあります。"

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