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抜き打ちで飛び込まなければ、現場の実状はわからない(2)

2020年2月19日「水曜日」更新の日記

2020-02-19の日記のIMAGE
"中古車(新車だと心配ないと思いますが)を購入するときにも一応ボンネットを開けてみませんか。見ても機械のことは詳しくはわからない人でも、一応見ますよね。そしてご自身の感覚でなんらかの判断をしていると思うのです。車を購入するときでさえ そうするのに、なぜケタがひとつ違う家づくりをするのに工事現場を見ないのかなあ、と不思議に思います。 そこには、「できれば工事中の様子をあまり見せたくない」という住宅会社の思惑が働いているような気がしてならないのですが......。 では、抜き打ちで見ることができたらどんなところに注目するといいでしょうか。 技術的なこと、専門的なことは一般の人が見ても難しいかもしれませんが、以下の3つを見るだけでも、業者のレベルはわかるものです。 ・養生(できあがった床や建具の枠を傷つけないように保護のカバーなどを取り付けること)がしっ かりしているか。・現場の整理整頓はできているか。資材がぞんざいに扱われていないか。・職人が喫煙や飲食をどこでしているか。 《ポイント》 ●家づくりを任せるなら、あなたの要望とぴたり合っているところを選ぶ ×建築費が「材料や職人の手間賃以外のもの」に使われている ×欠陥住宅が生まれるのは、職人が不当に安い手間賃で仕事をさせられているから ●命をかけて建てるマイホームには、その覚悟に見合う業者を選ぶ ●自分が建てる家の参考にするなら、住宅展示場ではなく現場見学会に行く △見学会で住所や名前を書くと夜討ち朝駆けの営業をかけられる ●現場見学会に出掛けたら、担当者に質問をして必要な情報を得る ●「家づくりのパートナー」選びのための質問をする ●「構造見学会」に出掛けて骨組みや断熱材などを確認する ●現場の様子はできれば抜き打ちで見に行く"

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