時間と手間をかけて相見積もりをする意味とは
2020年2月22日「土曜日」更新の日記
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- "真剣に検討する業者を2、3社に絞り込めたとしましょう。さて次に何をすればいいでしょうか?
結論からいいます。いよいよ、コンペ(相見積もり)に参加してもらいます。具体的には、「家づくりノート」を見ながら○○家の家づくり計画の予算・要望など......、全容を明らかにします。そして、それに対して提案をしてもらうということです。もっと具体的にいうと、プラン(図面)と予算(見積もり)を出してもらうということですね。これを言葉でいうと簡単ですが、実際にはなかなか大変です。相当な時間と手間がかかり
ます。
相思相愛の関係にある施主と建築業者でも契約に至るまでの図面や見積もりをまとめるのにはおよそ1カ月は掛かります。それが2社なら単純に倍、3社なら3倍かかるわけです。また信頼関係が希薄なら、さらに時間がかかることでしょう。
まぁ土日のお休みは、ほとんど家づくりの打ち合わせで消えていってしまうと思って覚悟しておいてください。
「いい家づくりをするためにはそれくらいの労力は全然気にならないよ。時間だってまったく惜しむつもりはないよ」という方も多いでしょう。私もそう思います。それに、あなたにとってはけっこう楽しい時間かもしれません(車などを買うときにもカタログを見てあれこれ悩んでいる段階が一番楽しいように)。
ところで、そもそも相見積りをするメリットって何でしょうか?
・なんとなくだけど競争相手があったほうが安くしてもらえそう!・金額や仕様が妥当なのか比較検討の目安になりそう!・見積もりに落ちなどがないか、チェック機能として役に立ちそう!
などなど......。そうですね。どれも当たっていると思います。"
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