HEYA JAM

トップ > 令和2年2月> 23日

相見積もりには業者が言わないデメリットが隠されている(1)

2020年2月23日「日曜日」更新の日記

2020-02-23の日記のIMAGE
"じゃあ、デメリットって何でしょう?「えっ!デメリットなんてないでしょう」。そんな声が聞こえてきそうです。じつはあるんですよ。よく考えてみてください。あなたと打ち合わせをし、図面や見積もりを出す業者のほうも、あなたと同じように、いやそれ以上の労力がかかるはずです。その業者は「ボランティア」でそれをするわけではありません。「ビジネス」としてするはずです。「ビジネス」として人が動くということはお金がかかっているのです。「えーっ!だって無料っていってたけど......。嘘なの?」そう思う方もいるかもしれません。「あなたの家の担当者が「無料です」と言ったのなら嘘ではないでしょう。安心してください。たしかにあなたには「御提案資料作成費用」などという請求はされないかもしれません。しかし、そういうお金は目には見えないですが確実に経費としてあなたの建築費に上乗せされているのです。ちょっとどういうことかわかりにくいですね。説明しましょう。あなたが3社に図面見積もりを依頼しているとすると、最終的に選ばれるのはもちろん1社ですから、残りの2社は断られることになります(どこも捨て難いから3軒とも建てちゃえ、という心の広いとてつもないお金持ちの方は例外ですが)。 その2社は断られるのにもかかわらず図面や見積もりをつくることになります。(一般的には)図面や見積もりは無料です。つまり、その労力に対する経費は、(一般的には)あなたには請求できません。だから、その経費はあなた以外のお客様の建築費に上乗せされているの です。"

このページの先頭へ