HEYA JAM

トップ > 令和3年7月> 23日

カンボジアとかタイとかの海外不動産投資で忘れてはならないこと

2021年7月23日「金曜日」更新の日記

2021-07-23の日記のIMAGE
先頃海外不動産投資が人気になったのは、マレーシア等で収益物件を手に入れれば、「今後かなり値が上昇するに違いない」などと宣伝されたからではないでしょうか。「一括借り上げ」に関してトラブルが起きてしまうのは、「一括借り上げ」で取り交わされる契約が事業者と事業者が結ぶ契約とされ、不動産のオーナーなどは消費者契約法で守られはしないということと、宅地建物取引業法にある建物の売買とは違いますから、重要事項説明をする必要がないことを抜きに語れないでしょう。海外不動産投資をしていいのは、国際的な為替事情もよく知っている万能タイプの投資家のみです。リスキーな海外不動産投資は、ビギナーが簡単に始められるものだと思わないでください。マンション経営に興味をお持ちの方は多いですが、一押し物件は都心の一部地域に寄り集まっています。今後相場も上がり、今よりずっと競争が激化するのではないでしょうか。一括借り上げのデメリットとして押さえておくべきは、契約満了に伴う更新のときの改定で家賃がだんだん下がっていく可能性が高いことと、長くサブリース契約を維持するのなら、出費覚悟でメンテナンスをすることが必要だということなのです。

このページの先頭へ