管理人はだれ！？

2021年10月23日「土曜日」更新の日記

「一括借り上げ」を始めてから問題が持ち上がりやすいのは、「一括借り上げ」で取り交わされる契約が事業者同士の契約であるので、マンション等の大家は消費者契約法で守られる消費者ではないということと、宅建法第３５条の売買には当たりませんので、重要事項説明をしなくても違法ではないことが原因でしょう。投資としてのアパート経営とよく比較されるものとしてマンション経営を想定されるかもしれないですが、マンション経営と言いますのはマンションの一室に投資するスタイルが中心となっていて、アパート経営とは違うと言っていいでしょう。賃貸による利益を目指す賃貸経営というものの中に、アパート経営やらワンルームマンション経営等があるのはご存じかと思いますが、この経営を考えた場合に神経を使わなければならないこととして、空室対策があるのです。物件の管理業務のほとんどは不動産会社がやってくれるため、不動産投資を行っている持ち主がすることは、必要なときにローンが組めるように、意味のない借入などをすることなく、毎日の仕事に頑張ることです。海外不動産投資が脚光を浴びましたが、「今後海外において収益物件をゲットする」という方は、今までよりもきっちりと先を見通すことが必要です。