管理人はだれ！？

2021年11月5日「金曜日」更新の日記

マンション経営の妥当性の指標として、年間利益を投資額で割って得られる利回りがよく用いられますが、東京都市部と地方の物件について利回りの高低によって比べるのはお勧めできません。人口減少の傾向がある地方においては、入居者が決まらない可能性が高いので、順風満帆なマンション経営は難しいのです。海外不動産投資という言葉を聞くと、バブル全盛期のいい加減な不動産投資と似ているように感じられ、痛い目に遭った人はあまりにもやばいと感じてしまうこともあるでしょうが、それは当然の受け止め方ではないでしょうか。首都圏では不動産関連業を営んでいる業者により取り仕切られる不動産投資セミナーが頻繁に開かれており、そのほとんどが参加費も徴収されることなく入場することができます。このところは受講者も多く、活気づいています。マンションとかアパートといった不動産投資では、収益物件の評価に際し利回りと称される数字を用いますが、とりわけその物件の年間の家賃収入から掛かるコストを引き、これを投資金額で割って得られる「実質利回り」が利用されるようです。海外不動産投資というものは、キャピタルゲインで儲けようとするものであると考えている方も多いようですが、それは誤解で、賃貸料のような利益を視野に入れた不動産投資もあるということです。