管理人はだれ！？

2021年11月17日「水曜日」更新の日記

マンション経営に興味をお持ちの方は多いですが、評判の物件となると都心などの人気エリアにそろっています。これから価格も跳ね上がり、これまで以上に購入に踏み切りづらくなると言っていいでしょう。「一括借り上げ」においてトラブルが発生しやすいのは、「一括借り上げ」というものが形式的には事業者同士の交わした契約ということになってしまうので、サブリースの貸主は消費者契約法で守られはしないということと、宅地建物取引業法の売買契約には相当しないので、重要事項説明をしなくても違法ではないからだと考えられます。マンション経営の健全性を測るために、投資額に対する回収額を数値化した利回りを用いることがありますが、地方の物件と都心部の物件を利回りの数値だけで比較してしまうことはお勧めできません。人口の少ない地方では空室状態が続いてしまうおそれがあり、手堅いマンション経営は不可能だと言えます。不動産投資セミナーへの関心が高まっていますが、物件を扱う不動産投資会社が主催者として開いているものが大多数ですので、その業者が管理するアパートなどの入居率はどれぐらいかを見てみるというのも、セミナーのレベルを見分けるポイントなのです。マンション投資において、価格が安めになっている中古物件に人気が集まっていますが、何年前に建てられたものかは見逃してはならないところなのです。いわゆるRC構造で建てられていても、60年から80年ぐらいが寿命の目安となりますので、トータルでいくら儲けられるのか計算してみてください。