HEYA JAM

トップ > 令和4年5月> 4日

資金運用の候補となる収益物件には

2022年5月4日「水曜日」更新の日記

2022-05-04の日記のIMAGE
不動産投資の収益力を分析する場合に、通常目安にされるのは表面利回りなのでしょうけど、諸経費の分は引いてから計算する実質利回りと異なって、表面利回りでは値打ちのある物件かどうかを十分に調べることができるはずありません。サブリース(一括借り上げ)のメリットはありますが、契約を結ぶ時点で家主に一定額の家賃が支払われる期間が決められているのです。契約期間に関しては2年が一般的で、家賃をいくらにするかは契約更新時に改定できることになっています。不動産の賃貸経営においての要注意事項である空室対策は、業者の専門家とその不動産の所有者である大家が話し合うことが大事なのですが、費用を出さねばならないとしてもリフォームすることが空室対策としてお勧めです。「一括借り上げ」契約後に問題が持ち上がりやすいのは、「一括借り上げ」というものが事業者と事業者が結ぶ契約だとして扱われ、大家は契約弱者とは考えられないということと、宅建法第35条の売買には当たりませんので、重要事項説明をする必要がないからでしょう。アメリカ・アジア等の海外不動産投資で注意が必要であることと申しますと、為替の変動なのです。ちゃんと賃料を払ってもらったとしても、対日本円の現地通貨の価値が下がった場合、その投資自体は必ずしもプラスとはならないのです。

このページの先頭へ