管理人はだれ！？

2022年6月26日「日曜日」更新の日記

マンション経営においてこれ以上ないと言えるのは、部屋を貸している相手が購入してしまいたいという気になることだと言って、反対する人はいないでしょう。だとすれば、丁寧に管理体制の整っている物件を購入するべきでしょう。マンション経営の収益性を測るのに、実質利回りあるいは表面利回りが用いられていますが、環境の全く異なる物件を利回りによって比べてしまうのはかなり無茶と言えます。先々の需要が期待できない地方では、入居者がいないという可能性も高く、着実なマンション経営は不可能に近いということです。アパート経営におきましては、空室期間の長さが最たるリスクになります。それをなくすために、一括借り上げをする管理会社が登場してきましたが、正直に申し上げてオーナー側にとってプラスになることはありません。サブリース（一括借り上げ）というものは、契約を交わす時点で家主に一定額の家賃が支払われる期間が定められています。契約期間というものは多くの場合２年で、家賃をいくらにするかは再契約時に変えられると決まっています。賃貸経営と言うと、物件購入時にお世話になった会社に、その後管理を頼むのが普通ではないかと思いますが、空室対策が不十分であるというのであれば、ほかの業者に頼むことが勧められます。