管理人はだれ！？

2022年7月18日「月曜日」更新の日記

首都圏中心ではありますが、不動産投資セミナーは随分と活況を呈しています。大方の場合、不動産投資というものは安定的な利益が見込め、２０～３０代の心理にも合っているのであろうと思われます。「一括借り上げ」を開始してから問題が生じがちであるのは、「一括借り上げ」での借り上げ契約が建前としては事業者と事業者が結んだ契約であることから、不動産のオーナーなどは消費者として利益保護の対象にならないということと、宅地建物取引業法第３５条の売買ではないので、重要事項説明がされないせいだと思われます。海外不動産投資などというのは、バブルの時期の楽観的な不動産投資の記憶を呼び覚まし、失敗から学んでいる人はとんでもなく危なっかしく感じるものですが、それは健全な感性ではないでしょうか。マンション経営のあり方として歓迎すべきは、部屋を貸している相手がそのまま購入してくれることだと思います。であるとするなら、しっかりと管理されているマンションを選択するようにしたいですね。収益物件を見定めることが必要な時は、投資額に対する利回りを考えつつ、入居する側からの評価も考慮することをお勧めします。すなわち、庶民的感覚が大事なのです。